2018/4月に中小企業の未来に向けた後継者および経営幹部育成塾を開講します。
- 既に後継者として手腕を発揮している方を含め、経営幹部として経営参謀や社長の右腕となるべき人材を対象としております。
- 精神論でなく、経営幹部や部門責任者などの管理手法を学び、演習を通して手法や技術を身に付け、経営現場に生かすことを目的としています。
背景
中小企業の経営者にとって、後継者の育成は深刻な問題となっており、関西だけで10年の累計で100万人以上の雇用と4兆円のGDPが失われるという報告もあります(経済産業省 近畿経済産業局『中小企業の事業承継時におけるM&Aの活用の実態』)。
また中小企業においては経営者自身が営業現場であったり生産現場に従事しており、マネジメントやリーダーシップがおろそかになっているというケースがあります。兄弟や親子など複数で経営に関与していればガバナンスが働いたかもしれませんが、少子化や核家族化・晩婚化など現実的に家族経営も難しくなってきているのではないでしょうか。一定規模の会社であれば、後継者1人で事業承継は万全というものではありません。社長の右腕として経営にかかわる人材も必要です。
概要
経営者として身に付けておくべき手法や技術に特化して、学んでいきます。
手法や技術がテーマですので、抽象的な経営論等は対象としませんが、手法や技術は思想を化体したものとも言えますので手法や技術が個人に定着した暁には、結果として、経営哲学も定着したとも言えます。
ついては、日々刻々と経営を進めていく上で最低必要な手法や技術の習熟と定着化を目指します。その為に、セミナーは、手法や技術を反映するツールを、受講後も継続使用する事を念頭に進めて参ります。
プログラム(予定)
5月より、月1回程度、全6回程度を予定しています。
3月頃に詳細を公表します。
- A.経営者個人の自己管理の手法と技術(2回)
- B.組織経営の為の手法と技術(3回)
- C.経営者としての会計・財務(1回)
- D.事業承継計画の策定(オプション)
講師
深澤誠
1975年に富士銀行へ入行、厚生省、Klienwort Benson社(英国マーチャントバンク)、Kwong On Bank (香港合弁商業銀行)出向を経て富士信託銀行取締役企画部長、営業部長を歴任。2003年にみずほ銀行退社後は、上場企業から中小企業の経営顧問就任。2014(平成26)年より㈱MHCに参画。国内外での幅広い業務経験を活かし経営参謀として中小企業をサポートしている。
角野進
1967年に松下電器産業へ入社、マレーシア松下電子部品常務取締役、中国天津松下電子部品総経理を歴任。2008年パナソニック株式会社を退社後は、国内中小企業の経営顧問就任。2017(平成29)年より㈱MHCに参画。製造業のトップとしての経験を活かし経営参謀として中小企業支援に経営支援手腕を発揮している。
参加要項
- 参加費
- 200,000円
MHCグループのクライアント様は免除(実費のみ) - 申込
- 以下の申込フォームに必要事項を記載の上、送信してください。